まず、株式会社ユー目工場の原点でもある私の若い頃の話から始めます。

私は、高校を卒してから内装業の道に入りました。親方をしていた叔父から「助太刀ってよ」と言われ、職人として働き始めたのです。

とっ始めから、自分の仕事をぴたりと責任をもって仕上げげた余程いう気持ちが強いほうでした。殊のほか、心残りになるような部分は放置しておきたくな余程いう性分。自分が納得するまでやり匡正、手間を惜しまず自分の担当部分を仕上げげました。

作業の成行きがまるきり目に見えるのが、内装工事の面白さでありもの恐ろしさです。下地がよくなければ、仕上げげにもその屡響いてくるし、クレイムの元にもなる。仕事の良し悪しは、プロの仲間僚友ならなおのことよく分かります。私が担当した部分は追ってクレイムが来なかったので、一緒に仕事をしていた匠人さんから、ほかの仕事場を紹介してもらったこともありました。

こんな風にして、私は少しずつ仕事の領域を広げて粋ました。最初は内装の仕上げげを担当していましたが、やがて内装の下地や設備まで手がけ、きっぱりとはリ四分子ム全体を見るようになります。

1990年に職人として独立してからは、お客様から直受容注し、自分の名前の責任で仕事をする元請になることが目標でした。それがかなったのは2003年。会社名は「ユー目工場」にしました。"お客様（You）と私たちが一緒になってつくりあげる"という意味を込めたのです。